
現代社会は契約と密接不可分の関係にあります。
また、新たな感染症や予測困難な自然災害などに備えるため、「債務不履行の免責または軽減条項」、「不可抗力条項の充実」の検討も必要になるかもしれません。
そのため、当事務所では、当事者間のパワーバランスに注意して契約書の検討作業を行います。
もし相手のパワーが強大な場合は、相手に対し契約条項の変更を求めても変更は困難です。
また、契約書が日本語で書かれていても、標準日本語と思い込まないでください。
契約書の条項中に、特殊な意味の業界用語が含まれているかもしれません。
さらに、契約書は安易な気持ちで流し読みをしないでください。流し読みは危険です。 契約書の文言は、一語、一節、一文を細部まで気を抜かずに検討し、その積み重ね作業により「相手の真意は何だろう?落とし穴はないか?相手の戦略・戦術は何だろうか?」といったことまで考えながら読み込む姿勢が大事です。